《武井壮感動秘話》兄・情さんと坂上忍の知られざる関係
2018/11/01
SMAPの中居くんが司会を務めた番組『うもれびと』に出演してから一気にブレイクした武井壮。
今までにない百獣の王キャラを確立し、テレビではひっぱりだことなりました。
今回はそんな武井壮にまつわる感動エピソード。
24歳で亡くなった兄・武井情と坂上忍との知られざる関係。
それでは行きましょう。
常識離れした悲惨な生い立ち
武井壮といえばやはり『百獣の王』だったり、『スポーツ万能』といった
イメージを持たれる方が多いかと思います。
ですので、私は彼のバックボーンに悲惨な過去があると知ったとき
かなりの衝撃を受けました。
①母親の顔すら知らない
武井壮は母親を知りません。大人になったいまでも実の母が
生きているのかどうかすらわかっていません。
このことについては武井壮本人がブログで明かしました。
「俺たち生んだ母ちゃんはどんな女性なんだろーな。。
(中略)母ちゃんよ。。生きてんのかも知らねえけどもょ。。
幸せにやっててくれな。。」
②父親は幼い頃に別の家庭を築く
母親がいなければ父親が支えになるのが本来の筋ですよね。
しかし、違いました。
支えとなるはずの父親は、まだ武井達兄弟が小さいころに
別の家庭を築き、出て行ってしまったのです。
そのため幼い頃から一人暮らしをせざるを得ず、愛情に飢えた日々を
送っています。
唯一の支えは兄である情さんの存在でした。
③兄・情さん末期ガンにより24歳で永眠
その唯一の心のささえであった兄・情さんも24歳という若さで
この世を去ってしまいます。
今では自分が高みへ向かう原動力になっているといいますが、
お兄さんが亡くなったときは相当つらかったそうです。
これを知って思ったのは、武井壮が強いのは肉体だけではなく、
精神も強いということでした。
これと同じことが自分の身に起きたとして、乗り越えられる人は
どれほどいるでしょうか?
大半の人は絶望し、自殺でもしてるんじゃないかと思います。
でも武井壮は生きている。しかも成功している。
これは並大抵の精神ではできないと思いますね。
兄・情さんと坂上忍
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武井壮にとって、まともに家族と呼べるのは兄の情さんぐらい
でしょう。二人は両親に捨てられました。
そういう事から、二人の中では
『人から認められたい』
『喜んでもらいたい』
『ほめられたい』
という欲求が人一倍強いようです。
そしてその欲求を満たすために情さんが目指したのは俳優という道
でした。
養成学校に通い、俳優を志して努力する日々。
そしてこの頃、世話を見てくれていた人のつてで、ある有名俳優の
付き人となることが決まりました。
その有名俳優というのが、坂上忍さんです。
坂上忍さんも、この志ある若者を快く受け入れ一緒に野球チームで
プレーするなど、とてもかわいがっていたと言います。
飲み歩くのが大好きな坂上さんですから、きっとよく一緒に飲んで
周っていたことでしょう。
俳優志望として順調なスタートを切った情さん。
これから這い上がっていこうとしたその矢先の事でした。
ある日突然体調不良に襲われたのです。
これはおかしいということで病院にかかった結果、下された
診断は「末期ガン」でした。
抗ガン剤による懸命の治療を行いましたが、1年も経たずに他界
されました。
兄・情さんが闘病中のとき、弟・武井壮はヨーロッパでの2週間にわたる
遠征を控えていました。
闘病中とは言いながらも、もはやいつ容体が急変するとも知れない兄・情さん
を残して、2週間もヨーロッパに行くことは武井壮を悩ませました。
いや、悩んだというよりも、彼は一時中止を決めたほどでした。
しかしその時兄・情さんにこう言われたそうです。
俺は大丈夫だから、好きなことをやって頑張って
きな。
できるうちにやっておかないとならない事があるんだから。
この言葉を受け、武井壮は再び遠征に行くことを決意し、見事大会で
優勝して帰ってきました。
その一週間後、兄・情さんは息を引き取りました。
武井壮さんは、心が熱くなるような名言を多く残されており、
その中の一つにこんな言葉があります。
『男は全開』
このような言葉を残しているのも、そしてそれを自ら実践出来ているのも
あの時の兄・情さんの言葉があったからだと語っています。
今でも兄・情さんの存在は武井壮を支えているようです。
坂上忍愛犬8兄弟の名前と飼い始めた経緯
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