知っておきたい!中国産食品の基礎知識
2018/11/01
今は中国産というだけでほとんどの食品が消費者に
敬遠される時代です。
というのも相次ぐ中国産食品のトラブルが全ての元凶
なのですけどね。
今回は一般消費者ならこれだけは押さえておきたい、
という中国産食品についてご紹介します。
中国産食品の危うさ
中国産の食品が危ない、ということはもはや日本人の常識。
基準値を超える農薬が検出されたり、コンビニ用に卸している
肉に期限切れ・腐った肉を使っていたり。
少し前で言えばハンバーグの材料水増しのために
ダンボールを混ぜていたということもありましたよね。
今挙げた例は本当に本当にただの一例に過ぎません。
特に農薬が基準値の数倍~数百倍も含まれた食品を
摂取し続けると、人体に大きな悪影響を及ぼしますので、
絶対に見過ごせないことでしょう。
こういう事が背景としてあるため、私たち消費者は中国産食品を
避けるわけですよね?
あなたもきっと目の前に出された食べ物が「中国産ですよ」と
言われただけで手をつけないことでしょう。
しかしです。
それでもおそらく、中国産食品を全く口にしない日本人は
ほとんどいないのです。
なぜなら外食系で中国産食品を使っていないところは
ほぼ皆無ですし、あなたがスーパーで買うパック入りの
お惣菜(金平ごぼうなどの既製品)も中国産原料を使っていますし…
コンビニのレジで頼むおいしい鳥の唐揚げもそうです。
レストランでパフェを頼めば中国産のチェリーに桃、
みかんなどが必ずついてくるからです。
そうです、普通の一般庶民が外食をすれば、必ず中国産
食品を食べてしまっているのです。スーパーの
お買い物で中国産を避けたところで無意味なのですね。
それでも出来る限り、お財布が悲鳴をあげない限りは
中国産食品を避けたい、というのが本音のところかと思います。
そこで今回はこれだけは知っておきたい、という中国産食品の
有名どころをご紹介したいと思います。
中国産が多い食品
①水煮物
よくスーパーでレンコン水煮、たけのこ水煮、わらび水煮
ぜんまい水煮など、色々な水煮商品を見ると思います。
いつでも豊富な山菜類が手ごろな価格で買えますよね?
そしてこれら手頃な価格で買える水煮物の多くは中国産なのです。
商品パッケージの裏を見ると産地は書いてあるので、
おそろく知っている方も多いのではないかと思います。
②乾燥椎茸
乾燥椎茸も中国産が多い商品です。
おそらく100gくらいの乾燥椎茸なら200円程度で
購入出来るはずです。
国産の乾燥椎茸は大分産のものが多いですが、
値段としては中国産の倍くらいはするでしょう。
やはり価格の安さから中国産を買う方が多いと思います。
③缶詰類
特にフルーツの缶詰に中国産が多いです。
白桃缶、黄桃缶、みかん缶などで100円前後で購入できるものは
ほぼ確実に中国産です。
これも価格の差が如実に表れる商品で、国産のものを
買うとなると1.5倍から2倍程度は高くなると考えて
頂いて差し支えないです。
④乾燥わかめ
味噌汁にわかめはつきものですね。
そしておそらく皆さんが食べているわかめの半分ほどは
中国産ではないかと思います。
中国産の方が価格が圧倒的に安いです。
国産の乾燥わかめも普通に見かけるとは思いますが、
おそらく20g~多くても50g程度の商品が大多数かと思います。
中国産なら100gで150円~200円ほどですが、国産だと
20gくらいでも150円ほどの価格がついているはずです。
国産で100gのものだと単純計算で750円ほどの価格になってしまうため、
消費者がみた場合、絶対に売れるとは思えません。
さて、この中国産乾燥わかめにまつわる話で、『まさか!!!』という
事件が起きていたので少しだけ紹介したいと思います。
予め言っておくと、日本ではなく外国で起きた話です。
水で戻したらビニール現る
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2010年、マレーシアの主婦が中国産の乾燥わかめを購入。
購入した中国産乾燥わかめを水で戻したところ、
わかめではなく、なんと黒いビニールが現れたのです。
こちらがその画像です。
この商品を水で戻すと…
まだギリギリわかめに見えなくもないですが…
はい、ビニールでした。完全にビニールです。
つまり食品偽装ですね。
細かく刻んだビニールを乾燥させると、見かけは本当に
わかめと同じようです。
これに目を付けた食品会社が偽装を計ったというわけです。
本当に恐ろしいことをするな~…と思いますが、
中国で出回っている商品では実は日常茶飯事。
これくらいのことは中国ではあたりまえなのです。
このことは中国人自身も実感しており、自ら
「中国産の食品は危険だ」
と認識しているようです。
自分の身は自分で守る他にありません。
そのためにも、まずは知識をつけることが一番有効
な手段であると思います。
今回は一部しかご紹介できなかったので、またの機会に。
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