坂上忍の愛犬・リクゼン君病気で亡くなっていた…。

坂上忍さんといえば、とてつもない愛犬家で有名で、
自宅では２０１４年現在、なんと７匹もの犬を飼っている
のです。

ですが、本当は８兄弟だったということをみなさんは
ご存じでしょうか？

坂上家の愛犬ヒストリーは必見です。

坂上さんを変えたコーギー

現在自宅で７匹の愛犬を飼っている坂上さんですが、
これらの前にも1匹犬を飼っていました。

一番最初に飼い始めた犬はウェルシュ・コーギー。

今でも朝から酒を飲むほどの大の酒好きですが、このコーギーを
飼い始めた頃は今以上に飲み歩いており、その上仕事もとてつもなく
忙しかったといいます。

トレーナーさんとの出会いがきっかけで犬好きになり、犬を
飼い始めたはいいものの、飲み歩くのに手一杯で犬の世話は
満足にできなかったようです。

そのため、このコーギーは知人宅に預けっぱなしでした。

そしてあるときこの知人から、預けていたコーギーが亡くなったという
連絡を受けることになります。
大した世話もできず、死に目にも会えないままこの世を去ったコーギー。
坂上さんはとてつもなく後悔したといいます。
坂上さんは単に犬好きなだけではなく、きちんとしたしつけもしています。

これには最初に飼ったコーギーに対する贖罪の気持ちもあるようです。

 五男・宝田リクゼン

『は、はじめまして…』

というタイトルで坂上忍さんのオフィシャルブログが更新されたのが
２０１１年３月２３日のことでした。

坂上忍ブログ『綺麗好きで何が悪い！』　
『は、はじめまして…』を読む

リクゼンくんの目線で坂上家に迎え入れられたことをつづり、
これから頑張って育てていこう、という気持ちがひしひしと感じられますよね。

その日のうちに他の兄弟（全員ではないが…）とも仲良くなり、
一緒に団子を作って寝ている様子もアップされています。
やっぱりかわいいですね。犬は。

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二男・高橋ヨースケくんにうなられたり、長男の佐藤ツトムさんに咬まれたりと、
いきなり社会経験を積んだ初日。
逆に三男の丸山ダイチくん、四男の森田パグゾウくんには受け入れられ、
子供ながらに安心したのではないでしょうか。

ちなみにこのときは３カ月齢ほどだそうで…
一番元気なときですね！

もともと健康とは言えず、むしろ病弱だったリクゼンくんですが、
坂上家に迎えられ、すくすくと育っていきます。

まだまだ足腰が弱く、お兄ちゃん達と一緒に散歩に
行くことはあまり出来なかったようですが、坂上さんに色々な
ところへ旅に連れて行ってもらい、平和な毎日を過ごしていました。

その時の５兄弟のなかでは一番甘えん坊で、坂上さんも自身の
ブログで甘え方を知り尽くした顔をしているとおっしゃっています。

２０１１年６月ごろ、突如リクゼンくんが下痢に悩まされるようになります。
その頃のブログを見てみるとあばら骨や背骨が浮き出るほどに
リクゼンくんの体はやせ細っています。

相当体調が悪かったことがうかがえますね。

ですが、リクゼンくん専用の高いドッグフードをもらったり、坂上さんの
献身的な介護のおかげで徐々にではありますが元気を取り戻し、
７月になると体調不良は落ち着いたようです。

しかし事態は再び悪化してしまいます。
９月、１０月ごろにまた下痢をするようになってしまったのです。
しかも時には血便まで混じる有様。

ある時は５兄弟が寝ているベッドの上でとたんに下痢をしてしまい、
お兄ちゃん達を汚してしまうこともありました。

坂上さんは必死に面倒を見続けましたが、１１月某日、リクゼンくんは
永眠しました。

『もともと多頭飼いには向いてなかったのか？』

『リクは自分という自然災害の被害者なのでは？』

坂上さんはリクゼンくんを死なせてしまったことを悔みます。
そんな坂上さんに、獣医さんはこう言いました。

『リクくんも忍くんも頑張ったと思うよ』

このひとことが坂上さんを救ったと言います。

最初に飼って死なせてしまったコーギー。
一生懸命面倒を見た末に死んでしまったリクゼン。
全く違いますね。

犬は人間のことを本当に深く理解しているもので、リクゼンくんも
絶対にわかっていると思います。
坂上さんが自分を最高に愛してくれていたことを。

きっと天国で、あの甘えた表情で、いつの日かまた坂上さんの
膝の上で寝ることを想像して待っているはずです。

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