阿部寛、身長サバ読みは仕事のため?壮絶な借金苦に悩まされた不遇の時代
2015/03/17
渋い大人のかっこよさを醸し出す俳優といえば阿部寛。
ドラマ『トリック』シリーズでは、仲間由紀恵とのコンビで人気
となった。最近では映画『テルマエロマエ』でも大人気だが、
どうやら過去に壮絶な経験をしていたようだ。
数億円の借金を抱えたというが、一体何があったのだろうか。
モデルとして芸能界デビュー
1983年、阿部寛さんは当時中央大学に在籍しており、その
在学中に『集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞』に自ら応募し、
見事優勝しました。
これがきっかけで芸能界入りすることになります。
顔良し・スタイル良しという好条件に恵まれ一気に人気モデル
となった阿部寛さん。最高のスタートを切りました。
1987年には『はいからさんが通る』という映画にて俳優デビュー
も果たし、その1年後にはアルバムもリリースするなど、成功への階段を
一気に駆け上がります。
最近では主演を果たした映画『テルマエロマエ』が当り役となって
かなりの大ヒットとなったこともあり、ますます存在感を強めています。
今では役者として大成した阿部寛さんですが、ここにたどり着くまでは
大きな試練にぶつかっていた事をご存じでしょうか?
おおよそ普通の人間ならば耐えられないような事を経験されていたのです。
バブル崩壊とともに多額の借金を抱える
時はバブル絶頂期。不動産投資が盛んに行われていたこのとき、
モデルとしての大ブレイクもちょうど重なり、阿部寛も不動産投資を
始め、思い切ってマンションを購入した。
しかしその直後バブルは崩壊し、不動産の価値が大暴落してしまったのだ。
これにより多額の借金をかかえてしまう人が日本にあふれかえることとなった。
阿部寛もその一人だった。
一説によると阿部寛の借金の総額は数億円とも言われている。
阿部寛自身はモデル・俳優として活躍していただけに、収入も
多かったため、これほどのマンションを買ってしまったという。
しかし現実はそう甘くはなかった。モデル出身ということで当てられる
のは二枚目俳優の役ばかり、身長も高すぎて女優とのバランスが
とれないといった理由から仕事も減ってしまったのだ。
ついにはモデル・俳優の仕事では食べていけなくなり、
パチンコで生活費を稼ぐようになる。
このような生活はなんと3年も続いた。
復活のきっかけは『あの人は今!?』
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『あの人は今!?』という番組はご存じでしょうか?
簡単に言うと数年前まで芸能界で活躍していたが、今は
全然出なくなった人の現状を探る番組でした。
阿部寛はその番組の捜索対象になってしまったのだ。
つまり世間的に「あなたはすでに過去の人ですよ」
という認識をされたということだ。
これが阿部寛の生活を変えるきっかけとなった。
「このままではだめだ」と一念発起し、名前のつかないような
いわゆるエキストラの役までも積極的に取り組み始めた。
また役者という仕事に本気になったためと思われるエピソードが
あるのでご紹介したい。
阿部寛は公表身長189cmという、日本人離れした高身長
なのだが、実際は公表しているよりもう少し高いのだ。
本当の身長は192cm。180cm代と190cm台では
考えてみると結構印象が違う。
身長が高すぎることが俳優としては逆にネックになっており、
仕事を少しでも増やすために逆サバ読みしたのだという。
ちなみに自宅のベッドは特注で220cmもあるというから
驚きだ。
このときの貪欲な努力が今の実力派俳優という地位の
地盤を築いたのだろう。
その後も地道な努力を続けた阿部寛は、20年ほどかかって
無事に借金を完済した。
もちろん俳優として成長するために過ごした20年だと
思うが、きちんと借金も返したというところが真面目さを
感じさせる。
仮に一般人が数億円という借金を抱えてしまったら、
絶対にどうにもならないだろう。
自殺してしまう人も出てくるのではないかと思う。
そういったプレッシャーに打ち勝った阿部寛は
とてつもなく芯の太い人間なのだと感じざるを得ない。
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