《松坂桃李》大学中退からの芸能界入りに父母激怒!
2015/03/17
今勢いのある若手俳優と言えば『梅ちゃん先生』でブレイクした松坂桃李。
実は松坂桃李は大学を中退して芸能界入りしているのですが、その事に対して
両親は激怒したそうなのです。有名となった今、その両親との関係は
どうなっているのでしょうか。
さらに過去には妹とフライデーにも載ったようで、かなりのレアケースですね。
なぜそんな事態が起きたのか、見ていきましょう。
デビューまでの道のり
さて、NHKの連続テレビ小説『梅ちゃん先生』への出演を
きっかけにどんどんメディアへの露出が増えている松坂桃李。
俳優としての波に乗ったといってもよいでしょう。
2008年に芸能界入りして7年目、現在まだ26歳なのでかなり
早熟な俳優です。同じく最近のドラマ『昼顔』にてブレイクした
斎藤工は10年以上もネクストブレイク俳優と言われ続けてましたからね。
今となってはブレイクできたから良かった良かった、ということ
なのですが、今の地位にたどりつくまでには両親と結構な
せめぎ合いがあったようです。
まずは彼の大学までの人生を見てみましょう。
名前の由来
松坂桃李という名前、芸名かと思いきや実は本名だったことを
ご存じでしょうか?初めてこの名前を見た方ならおそらく
読み方もわからないのではないかと思います。
”まつざかとうり”と読むのですが、なかなか難しいですよね。
それもそのはず、この名前の由来は中国のことわざのようなもの
なのです。
中国の歴史家である司馬遷の『史記』には、このような文章があります。
桃李もの言わざれども下自ずからみちをなす
桃や李(すもも)は何も言わないが、花や実を慕って人々が集まるので
したには自然に道が出来る。
という事から、
徳のある人のもとには自然に人が集まることを意味しています。
まずこの意味で桃李としたのが父でした。
母はまた違う観点から、この名前にしたと言います。
日本の昔の書物に『桜梅桃李』という言葉が出てくるのですが、
これらはそれぞれ独自の花を咲かせる植物であることから、
『自分らしさを大切にしてほしい』
という願いを込めているようです。
キラキラネームをつけたがる最近の人に、ぜひ見習ってもらいたい
ですね。やはり子供の名前には何か深い意味をこめる必要が
あると思うのは私だけではないでしょう。
しかし”桃李”というのはかなり凝ってる名前ではありますよね。
というのも、ここまで凝って考えられたのには理由があります。
両親が二人そろって教育者の立場にあるからなのです。
ご両親については、また後ほどご紹介します。
小学生時代
松坂桃李の小学生時代はどのようなものだったのでしょうか。
現在のイケメンぶりから想像しても相当かわいらしい
子供であったことは間違いありませんよね。
こちらが幼い頃の画像です。
幼少期と11歳のときのものですね。
思った通りの顔ではないでしょうか。
しかし今のイメージとは違い昔はスポーツ少年のような
感じだったんですね。
幼い頃はヤンチャを絵に描いたような性格をしていたという松坂桃李ですが、
小学3年生を境にしてどんどん根暗な性格になっていったと言います。
いじめを受けたのです。
いじめの原因は『桃李』という名前。
名前に”桃”という字が入っていることで周りの子達に
『女の子っぽい』というように言われたのです。
暴力を受けるなどのいじめではないようですが、言葉のいじめも
立派ないじめです。幼い松坂少年の心は深く傷つき、自分の名前に
コンプレックスを持つようになってしまいました。
両親が期待と思いやりを込めてつけた名前が、皮肉にも
いじめの原因となってしまったのですね。
この一件以来、彼明るかった彼は目立たないように目立たないようにと
努力し、普段から自分の素を出せない暗い性格になっていきます。
今でも若干テンションが低く見えるのはこのことがきっかけだったのですね。
中学生時代
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小学生のときは名前が原因でいじめられたわけですが、
中学生にもなるとさすがに名前でいじめられる事はなかったようですね。
中学校では3年間バスケットボールに精進しました。
松坂桃李の愛読書は『ワンピース』と『スラムダンク』ですが、
この頃からバスケットボールもスラムダンクに憧れて始めたようです。
中学2年生の時には体育館裏で好きだった女の子に告白し、
無事OKをもらって初交際。青春ですね。
しかし1年後に『好きな人ができた』という事で初失恋。青春ですね。
高校時代
高校は神奈川県にある私立相洋高校に入学。
この頃は少し明るい性格に戻ったようで、友人もそこそこ
多かったようです。
というのも友人達の話では以外にも松坂桃李は『イジる側』の
キャラだという事が言われているからです。
よかったですね。
また当時は鼻炎に悩まされていたようで、いつもティッシュを
持ち歩いていたと言います。そのティッシュを冗談で隠されたときは
マジギレしたというエピソードも残っています。
高校生ともなれば顔はほぼ大人ですので、今に近い感じですね。
クラスの女の子誰もが認めるイケメンだったそうですが、
ボーっとしているせいか、そこまで目立たなかったとのこと。
大学生で転機が訪れる
大学は産業能率大学に進学しました。
偏差値は51ということで、ちょうど平均という所でしょうか。
ここまでごく普通の人生を送っていた松坂桃李ですが、転機を迎えます。
当時の友人と冗談交じりで応募した『FINEBOYS』の
オーディションで見事グランプリを獲得したのです。
これが2008年のことでした。
すぐに『FINEBOYS』の専属モデルとして芸能界入り
した松坂桃李は、翌2009年には『侍戦隊シンケンジャー』の
オーディションにも合格。
シンケンレッドとしてデビューします。
こうなると学業との両立も時間的に厳しくなり、中退を決意します。
しかしここまでの流れは一切両親に話していなかった松坂桃李。
事の成り行きを説明したところ
『ふざけるな!』
と両親は激怒してしまったのです。
松坂桃李の両親は冒頭で述べた通り教育者です。
父親は大学で心理学の講師を、母親は養護教諭をしているとのことで、
立派なご両親なのですね。
二人とも教育者ですから、普通に大を卒業して、それなりの
所に就職して…という未来を、おそらく期待していたはずです。
それが一般人の世界とはかけ離れた芸能界に入るというのですから、
激怒されたのでしょう。
シンケンジャーに出演することが決まったことを話しても
反応は薄かったようです。
梅ちゃん先生が出世作
そんな両親に認められたのはごく最近のことです。
NHKの連続テレビ小説『梅ちゃん先生』に出演したことが決め手
で、この放送をみた両親は、
『やっとアンタがどんな仕事しているのか近所の人に話せる!』
と大喜びしたといいます。
やはり芸能界にいる息子に対して、不安をぬぐい去れなかった
部分があったのでしょう。『梅ちゃん先生』という、多くの人の
目に止まる作品のおかげでやっと認められたのですね。
このことについて松坂桃李は
『親孝行できてよかった』
という思いだそうです。
確かに大学中退して芸能界という、成功するかどうかわからない
決断をしたのですから、親には少なからず申し訳ない気持ちがあったのでしょう。
本当に親孝行できてよかったですね。
さて、今回は松坂桃李の人生を振り返る形でご紹介しました。
別記事で綾瀬はるかとの熱愛について取りあげてみました。
ぜひこちらもご一読ください。
《松坂桃李》綾瀬はるか共演で熱愛!共通点は顎(アゴ)以外にもある?
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